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世の中ななめに眺めれば

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対義語集

以前の「マイナンバー」の記事で、いくつかの対義語を掲げましたが、今回はそのつづきです。しかしその前にお詫びが。

その時掲げた対義語のなかで、
「中国軍事パレード」の対義は「辺境民事スタンディング」
としていますが、「民事」は「民生」が正しかったです。民事なら刑事の対義になってしまいます。
「中国軍事パレード」→「辺境民生スタンディング」となるべきでした。

ここに謹んでお詫び申し上げ、堪忍どすえと言い、スマソとほざき、ゴメンネとささやき、アイムソーリーとしゃべり、ペルメッソと怒鳴り、わるいわるいと・・・(いつまでやっているのか、I could have continued all night ではありますが)ますと共に訂正させていただきます。

お詫びも済ませたところで今回の対義語です。

「草食男子」→「肉吐女親」
「個人の感想です」→「団体の断定です」
「無料お試しセット」→「有料本番ユニット」
「音楽に政治を持ち込むなよ」→「美術に経済を持ち込めよ」
「マツコ・デラックス」→「スギヲ・スタンダード」
「国民栄誉賞」→「国家衰毀罰」
「『国歌を歌えないような選手は日本の代表ではない』森喜朗 東京五輪・パラリンピック組織委員会会長」→
「『家詞を唱えるような捨足は月端の埋没だ』木悲鬱 西鄙一軸・オルソリンピック散編総会平々」


またおもしろいのを考え付いたら発表します。









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「物書き」

わたしはツィッターやフェイスブックなど、いわゆるSNSには手を染めていないのですけれど、他の方々がなさっているものは、ときどきのぞかせていただいています。

今朝もちょっと興味深い記事を見つけました。
ひとりの方が、作家〇〇氏に(好意的に)言及して「物書き〇〇・・・」とつぶやいているのに対し、別の方が概略次のように批判してらっしゃいました。
<「物書き」という表現はご本人がそのように言うことはあっても、他人が作家を「物書き」と言ってはいけない。それはやや軽蔑的な印象のある言葉であり、相手をこきおろすような場合に使うものだから>
これは批評者のおっしゃるとおりです。老大作家の先生でも「俺たち物書きは・・・」などと口にすることはあるでしょうが、だからといって弟子筋の人が「先生は物書きでいらっしゃるので・・・」などと言ったりすると、「馬鹿野郎、物書きとは何だ!」とぶっ飛ばされることは必定であります。

<名詞+動詞の連用形を名詞化したもの>で職業を表す言葉は、いずれもその職業をやや軽く見ているような感覚があります。「物書き」の他にもっと具体例をあげると、

金魚売り
煙突掃除(「掃除」は動詞の連用形ではないけれど、イ音で終わるので同様の効果がある)
画描き
月給取り
羊飼い
木こり

がすぐ思いつきます。他にもあるでしょう。
こういう職業を軽蔑感のないように言いかえるとどうなるか?

金魚売り→観賞用小型魚類等徒歩移動販売業者
煙突掃除→高所煙道等維持清掃技能員
画描き →創造的美術品等描画師
月給取り→所得全額被把握月極給与等受給者
羊飼い →有蹄哺乳類等遊牧監視員
木こり →山林巨木等伐採搬出専門員

こんな感じですね。

「物書き」は、
物書き →感興的創作文章等記述人

ということになります。




マイナンバー

「マイナンバー制度」というのが来年1月より発足するということで、間もなく各個人にその番号が通知されるそうです。
その内容はともかく、制度の名前が「マイナンバー」というのはヘンですね。
番号の通知を受けた人が、「これが私の番号だ」というので「マイナンバー」というのならわかるけど、番号を授ける方が「これがあなたのマイナンバーですよ」ではおかしいです。
英語だと「This is your my number.」
もらった人は「Oh,  this is my my number, wonderful !」
なんてことになるのでしょうか。マイマイナンバーなんて、でんでん虫の番号か。

「マイカー」って言葉はありますけど、これは車を自家用に使用している人が、車を手にした後で言う言葉で、マイカー屋さんでマイカーを売っているわけではありません。
広告にしても車のものはあっても、マイカーの広告はないですね。
「新発売のマイカーは燃費が40%改善(当社比)されています」のようなキャッチフレーズは見たことがありません。

親が幼児の息子に、「これは僕ちゃんのおもちゃだからね」などと言うのと同じ言葉使いです。国民なんか幼児と同じ頭のレヴェルだと考えているみたいです。さすが、東大出の秀才官僚の思いつくことはちがいますね。
慣れないカタカナなど使うから結果がよくないので、いつものように「個人識別用等多目的付与番号」くらいにしておけば問題なかったのに。

「my number」の対義語を考えてみました。
対義語とは反対概念の言葉ですね。
例えば、

「巨人軍は永久に不滅です」→「猛虎軍はそのうち滅びます」
「巨人・大鵬・玉子焼き」→「阪神・柏戸・わさび漬け」
「巨人の星」→「阪神の太陽」
「北陸新幹線」→「南海旧支線」
「中国軍事パレード」→「辺境民事スタンディング」

とするようなものです。
こんな感じで行くと、

「my number」→「nobody's null」

てなことになりますか。





2020年のオリンピックはケチが付いたか?

メイン競技場の問題もこれからどうなるのかまだ見えてこないのに、またトラブルが発生しましたね。

エンブレムのデザインがベルギーの劇場のロゴマークと似ている、という件です。これを発案した人は、「盗作など事実無根、そんなロゴマークなど見てもいない」と抗弁しました。ということは偶然に同じようなものが出来てしまったのだ、と言いたいのでしょう。
それが本当だとしても、エンブレムよりも前からデザインの骨格が似た劇場のマークが存在していたことはまぎれもない事実なので、エンブレムのデザインにはオリジナリティが欠けている、とせざるをえません。

エンブレムのデザイナーが真のクリエイターだったら、自分の創り上げた作品に似たものがすでに存在していると判明した時点で、自己の作品は無価値であると考えるに決まっています。
そのような作品が採用されるのを潔しとしないはずです。当然ギャラなどは受け取らないでしょう。
JOCのオフィスで事務をしてるお兄さんが仕事の片手間にデザインした、というようなことなら、まあしょうがないか、とも思いますが。

IOCなどでは「問題ない、問題ない」と言っているようですし、また「商標登録されていないので、法的にはセーフ」てなことを言う人もいるようですが、そんな話ではないでしょう。

ここはひとつ、競技場と同様白紙に戻して、オリジナリティのあるエンブレムを創ってもらいたいものです。

もうひとつ心配なことは、ここしばらく猛烈な暑さ続きで東京でも8日連続の猛暑日(最高温度35℃以上)なんて記録を作っていますが、
5年後のちょうど今頃に競技が開催されているわけですで、その時もこんな暑さだったらどうするのでしょうか。
屋外で行う競技では選手にも観客にも熱中症患者が発生しそうです。
北欧の選手など、日本の高温多湿に慣れていないアスリートは気の毒ですね。日本へ来る前に、赤道直下の熱帯雨林などで「低地トレーニング」を行う必要があります。

「・・・アンダーコントロール」などと嘘をついて招致した五輪ですが、ここへ来ていろいろ歪が出てきたように見えます。

集団的自衛権は必要だ、宇宙人が攻めて来る時は

宇宙人が地球を侵略しようと攻撃して来た時には、これはもう集団的自衛権は不可欠です。
米国が地球外生物に襲われている際に、「日本は憲法9条があるから助けに行けない」などとは絶対言えません。もちろん米国のみならず、中国や朝鮮半島が攻撃されている時も同様に、力を合わせて反撃しなければなりません。

ある確かな消息筋からの情報によると、年内にもアルクトゥールス星人が地球を攻撃しそうである、というのです。
アルクトゥールスとはアンドロメダ星雲のほぼ中央近くにある恒星・A131の第7惑星の名前で、そこには高度の知性を有する生命体が存在します。この生命体は、高度の知性を持つとは言え、細菌が進化した生物なのでとても我々人類とはコミュニケーションが取れません。タコの進化型である火星人ならまだ何とか分かり合えそうですが。
従って、アルクトゥールス星人が地球に襲来した際には殺すか殺されるかの死闘になることは言うまでもないことなのです。

こういうことが想定されるから、現政権は安保関連法案の成立を急いでいるのですね。
ではなぜそのことが公表されていないのか。それは、公表すると日本人はパニックになって何するかわからず、危険でしょうがないからです。
オイルショックではトイレットペーパーを買占めに走るし、水道水の放射線量が若干高いとなるとミネラルウオーターが店頭からなくなるようなことになります。
宇宙人が攻めて来る、などというと何するかわからず危険きわまりないので、日本では公表されていません。
「日本人はアホやから真実が言えへん」というのが国際世論なのです。

某月某日、某所にて三者会談が行われました。

バラクさん:もう時間的な猶予ないですよ、早く集団的自衛権決めてもらわないと。世論がその気にならないのなら、仮想敵国を設定して、それが攻めて来るって脅せばいいんですよ。悪いけど、チンピンさんとこ仮想敵になってくださいよ。
チンピンさん:そらちょっと無理やろ。うちと日本は経済的に強よう結ばれていて、互いになくてはならん相手やから「敵」になりようがない。ここ2~30年で日本の資本がどんだけ投下されたと思うてはるの?半端な数字やないで。こんな関係やから日本人がうちを仮想敵国と考えるわけないやろ。
シンゾーさん:いや、それは大丈夫、であります。なんとなれば、日本人はお上の言うこととマスコミの言うことは頭から信用するから、であります。
従いましてわたくしはTVに出演し、チンピンさんの国が仮想敵であることを国民の皆さんへ丁寧に説明します。またマスコミの幹部に寿司をご馳走し、チンピンさんとこがいかに恐ろしいか、最近はどんどん台頭してきて脅威になっているか、を国民に宣伝してくれ、と頼むことといたします。
バラクさん:そりゃいいね。じゃ、それで決まりだ。チンピンさん、すまんけどそうしてね。
チンピンさん:あーあ、結局はうちが悪者かいね。まあ、しゃあないか、全地球のことを考えて引き受けたるわ。

         *************

というようなことがあったので、その後チンピンさんはシンゾーさんと顔を合わせても仏頂面をしていたのですね。

繰り返すようですが、
だから集団自衛権は必要なのだ、宇宙人が攻めて来る時は。

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