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「物書き」

わたしはツィッターやフェイスブックなど、いわゆるSNSには手を染めていないのですけれど、他の方々がなさっているものは、ときどきのぞかせていただいています。

今朝もちょっと興味深い記事を見つけました。
ひとりの方が、作家〇〇氏に(好意的に)言及して「物書き〇〇・・・」とつぶやいているのに対し、別の方が概略次のように批判してらっしゃいました。
<「物書き」という表現はご本人がそのように言うことはあっても、他人が作家を「物書き」と言ってはいけない。それはやや軽蔑的な印象のある言葉であり、相手をこきおろすような場合に使うものだから>
これは批評者のおっしゃるとおりです。老大作家の先生でも「俺たち物書きは・・・」などと口にすることはあるでしょうが、だからといって弟子筋の人が「先生は物書きでいらっしゃるので・・・」などと言ったりすると、「馬鹿野郎、物書きとは何だ!」とぶっ飛ばされることは必定であります。

<名詞+動詞の連用形を名詞化したもの>で職業を表す言葉は、いずれもその職業をやや軽く見ているような感覚があります。「物書き」の他にもっと具体例をあげると、

金魚売り
煙突掃除(「掃除」は動詞の連用形ではないけれど、イ音で終わるので同様の効果がある)
画描き
月給取り
羊飼い
木こり

がすぐ思いつきます。他にもあるでしょう。
こういう職業を軽蔑感のないように言いかえるとどうなるか?

金魚売り→観賞用小型魚類等徒歩移動販売業者
煙突掃除→高所煙道等維持清掃技能員
画描き →創造的美術品等描画師
月給取り→所得全額被把握月極給与等受給者
羊飼い →有蹄哺乳類等遊牧監視員
木こり →山林巨木等伐採搬出専門員

こんな感じですね。

「物書き」は、
物書き →感興的創作文章等記述人

ということになります。




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